menu

鳥貴族の社長が外食産業で利益を出し続けている理由

The following two tabs change content below.
甲斐 翔太
こんにちは、甲斐翔太です。 中小企業や個人事業主向けにWEB集客とWEB販売の指導と、起業独立を目指す方にデジタルコンテンツを作って販売するビジネスを指導をしています。 ブログ、メルマガによるコンテンツマーケティングが得意。公式メルマガでは、コンテンツビジネスの始め方を解説中。 公式メルマガはこちらをクリック

IMG_0929こんにちは、甲斐翔太です。

 

鳥貴族って知っていますか?
いわゆるチェーン居酒屋であり、280円均一で利益を出し続けている会社です。

「安くてうまい」

このコンセプトで他店を圧倒している鳥貴族ですが、経営者として何がすごいのでしょうか?

事実と私の意見をお伝えします。

好きなことをやる覚悟

warrior-498250_1280

鳥貴族の社長が飲食業界で働こうと思ったきっかけは、
高校生時代に飲食業のアルバイトをして接客の楽しさを感じたからだそうです。

その経験から調理学校に通い、修行し、鳥貴族をオープンさせることに。

鳥貴族のオーナーとして開業する当時、
社長は当時25歳で結婚したばかり。さらには子どももいる状態です。

また、親の家を担保にして借金してお店を作ったそうです。

この時から全く不安もなく、成功することしか頭にはなかったと言っていました。

 

起業で成功する人って多分こういうことなんです。

最初から失敗することなんてこれっぽっちも思わないのです。
根拠がなくてもいいから、そういう自信を持った行動ができる人だけが
生き残っていくことができるであろうと感じます。

 

私も同じです。
ビジネスを始めようと思った時、ちっとも失敗するとは思いませんでした。
むしろ成功するに決まっていると考えていたほどです。

 

なぜか?
投資額が少なく在庫を抱える必要もないし、利益率が高いからです。
そして何より、しっかり仕事をすればお金が稼げることがわかっているからなんです。

 

起業なんてどうせ私にはできないと思っている人は、
失敗した時のことばかり考えているから行動に移せなくなるんです。

失敗したらどうしようとか、借金だけが残ったらどうしようとか、
そういうネガティブなことばかり考えている傾向です。

ネガティブなことを考えることで恐怖を感じれば、やはり足が動かなくなるのは当たり前のことです。

起業することで良いこと、起業することで得られること、
そういったことを思い浮かべることで私達は行動できるようになっていくわけです。

思いきった行動に出る力

jump-493889_1280

鳥貴族のお店はそのようにスタートを切ったわけですが、
当然最初からお店にお客さんは増えなかったそうです。

来てくれたお客さん一人ひとりとできるだけ話をするようにして
そのお客さんが、違う人と来てもらうことに力を入れていたそうです。

 

確かに効果が出るかわからない広告を出すよりも
来てくれたお客さんに満足して帰ってもらうことは重要です。

しかしながら、やはり売上が上がらず赤字が1年続いたとか。

 

そこで原価を気にせずに思いきった行動こそが
全品250円均一という値段設定だったんですね。

 

赤字が続いている中で、思いきった行動が功を奏し、
徐々に客足を伸ばすことに成功したり、
道頓堀に新規オープンを迎えることができたこと、
その何日か前に阪神タイガース優勝によって街が活気に溢れていたことなどから
一気に売上を伸ばすことができたということでした。

 

これを知った時、多くの人は運が良かったって思うのかもしれません。
でも、強運を発揮するためには相当な努力が必要になります。

もし、この社長がギャンブルかなんかで相当な金額を一発当ててたとしたら
その後の人生が今のようにはいかなかったでしょうね。

せいぜい不必要な贅沢品とか高級品を買って人に自慢して終わるだけです。

 

しかしながら社長が実行したことは、
たくさんのお客さんに喜んでもらえることをとことん追求した結果だということです。

お客さんの喜びの対価が売上なわけです。
今までの金額だと喜んでくれる人が少ないと感じたからこそ
全品250円均一のメニューにしたのだろうと感じます。

 

赤字が続いた状況にもかかわらず、
お客さんのために思いきった行動に出れるか?

これは起業する上で非常に重要なことになります。

お客さんに提供する価値を大事にしている

cafe-266651_1280

そして鳥貴族は、チェーン展開する大きな企業になりました。
全品280円均一には「お客様に感動してもらいたい」という思いが込められているそうです。

 

あなたが起業するとしたら、お客さんにどうなってほしいと思いますか?

人の役に立つこと?
笑顔にすること?
暮らしを豊かにすること?
生活を便利にすること?

こういう思いを常に持っている人こそが、起業で成功するでしょう。

 

私は、起業したい人をサポートする仕事をしたり、
収入を増やすため、売上を上げるための仕事をしているわけです。

その中で私が提供したいことというのは、
「お客さんを幸せにすること」なのです。

お客さんに何を提供したいのかを考えることで
頭がスッキリすることも多くあるでしょう。

お金を生まないものにお金をかけない

money-case-163495_1280

こういう考え方ってすごく大事です。

鳥貴族の本社には、社長室がありません。
椅子も「The 社長」みたいな豪華なものは使っていません。

会議室の椅子もバラバラで、ビル内のエレベーターは使わない。

その分お客さんに提供する食材を少しでも良いものにしたり、
店舗の設備に投資をしているそうです。

結局そういうことなんですよね。

 

貧乏な人はお金を生まないものにお金をかけている傾向があります。

車はお金を生み出しません。
オフィスもお金を生み出しません。
装飾品もお金を生み出しません。
新築物件もお金を生み出しません。

そういった見た目にお金を浪費している人は思った以上に多くいます。
しかしながらお金を作るための投資は一切していないわけです。

 

お金を生み出すものにお金をかけ、
お金を生み出さないものには、お金をかけない

この考え方はこれからの時代にサラリーマンとして生きていくにあたって
非常に大事な考え方になるでしょう。

何にお金を使うべきかをよく考えて使いましょう。

まとめ

結局私達がどんなビジネスを起業しようとも、大事なことは価値の提供です。

お客さんに価値のある商品やサービスを提供することで
その対価としてお金がもらえるのです。

これから起業することを考えているのであれば、
お客さんにどうなってほしいのか?ということを突き詰めて考えてみましょう。

The following two tabs change content below.
甲斐 翔太
こんにちは、甲斐翔太です。 中小企業や個人事業主向けにWEB集客とWEB販売の指導と、起業独立を目指す方にデジタルコンテンツを作って販売するビジネスを指導をしています。 ブログ、メルマガによるコンテンツマーケティングが得意。公式メルマガでは、コンテンツビジネスの始め方を解説中。 公式メルマガはこちらをクリック

hunger-413685_1280自分に合う仕事探しを今すぐにやめた方がいい3つの理由

argument-238529_1280仕事へのモチベーションが上がらない時にやるべきこと

関連記事

  1. ブログを書き続ける3つのコツ

    “ちぇっ”ていう感覚

    年齢を重ねていくと、こうしたらこうなるとか、いつもこうだからきっとこうなるだろう、みたいなある種…

  2. business-18107_1280

    不労所得の作り方における超大事な4ステップを解説!

    こんにちは、甲斐翔太です。不労所得この言葉に…

  3. maindset

    「意識高い」っていう発言をスルーしよう

    「意識高い」これは褒め言葉なのか、間接的にディスられているのか、どっちなんだろうと思った…

  4. 2883ec99ba98f6f140b40d419eedf16b_s

    起業家がビジネスを始めるに必要な3つの要素と成功の条件

    要約:起業家に必要な3要素とは1.構成要素に分解する、2.素材を入手する、3.模倣&練習であ…

  5. smart-725843_1280

    優れた起業家になるための4つの質問

    優れたアイデアを持つ人とそうでない人の違いは何でしょう?私はその1つに「質問力」がきっとあるはず…

  6. マーケティングにおけるターゲットの決め方

    WEBマーケティングにおける重要なターゲット・ペルソナの決め方

    ターゲットを絞るとか、ターゲット選定とか、ターゲッティングとか、ペルソナとか、いろいろな言葉を聞いて…

  7. 41EW53QFZBL

    2021年7月見城徹さん最新本・著書おすすめランキング

    2021年7月見城徹さん最新本·著書おすすめランキング見城徹さんの最新本・著書を紹介します。ヒッ…

  8. bus-690508_640

    「新規」顧客との関係が本当に始まるタイミングと大事にするべき理由…

    新規顧客の開拓に頭を悩ませる起業家は非情に多いですが、あなたはどうですか?もしも新規顧客を求…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP