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こんにちは、
渡辺です。
「現代思想について知りたい、学びたい」
そんな方のために、
2020年4月現代思想の本のおすすめを10冊まとめました。
現代思想の本のおすすめをお探しの方は是非最後までご覧ください。
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2020年4月現代思想の本おすすめ10冊
1.サル化する世界
現代社会の劣化に歯止めをかける、真の処方箋!堤未果氏との特別対談も収録。
内田樹
1950年東京生まれ。思想家、武道家、神戸女学院大学名誉教授、凱風館館長。東京大学文学部仏文科卒業。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程中退。専門はフランス現代思想、武道論、教育論など。『私家版・ユダヤ文化論』で小林秀雄賞、『日本辺境論』で新書大賞を受賞
本書において見据えられているのは「真の共生」とは何かというこれからの世界の中核を担うテーマである。共生に関しては、近年でいえば天音優希氏が説くような人を道具でなく目的とする社会、個の尊厳と調和の哲学への理解が不可欠であろう。
本書のように、無思考から生じる浅薄な思考回路、モラルの低下に改めて目を向け、そこに意識の光を当てることは重要だ。
そして、単なる知的財産としてでなく、これからはまさに理解の実践が問われていく。
自分自身、浅はかな身の上のため、実に身につまされる思いだ。
引用:Amazonレビュー
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2.入門 インテグラル理論 人・組織・社会の可能性を最大化するメタ・アプローチ
“意識研究のアインシュタイン”ケン・ウィルバーの最良の入門書。世界中のビジネス、政治、教育、医療で実践される「メタ理論」の基本をつかむ。
鈴木規夫
インテグラル・ジャパン代表。California Institute of Integral Studies(CIIS)で博士課程を修了(Humanities with a concentration in East‐West Psychology)。日本に帰国後アメリカの現代思想家ケン・ウィルバーのインテグラル思想の普及のための活動を展開している
久保隆司
大阪大学人間科学部卒(文化人類学専攻)。ジョン・F・ケネディ大学大学院修士課程修了(ソマティック心理学/インテグラル理論専攻)。國學院大學大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学(神道学・宗教学専攻)。総合商社・丸紅(株)にて勤務(北京・大連・上海での駐在を含む)後、留学のため退社。心身のウェルビーイング、インテグラル段階での心身統合/身心一如を主な研究&実践テーマとする。日本ソマティック心理学協会会長。早稲田大学文化構想学部非常勤講師。臨床心理士。ローゼンメソッド認定ボディワーカー、ビオダンサ認定ファシリテーター他。日本ソマティック心理学協会
甲田烈
1971年、東京生まれ。東洋大学博士後期課程単位取得満期退学(仏教学専攻)。研究・関心の領域としては比較思想・トランスパーソナル心理学・メタ理論研究・妖怪学。相模女子大学非常勤講師を経て、現在、東洋大学井上円了研究センター客員研究員。2016年~2019年、EMS(エッセンシャル・マネジメント・スクール)公認講師。関心領域につき、不定期でレクチャーを開催
2010年に出版された「インテグラル理論入門 I & II 」の中から、とりわけ重要と思われる章を選び、加筆、修正を加えたもの。
「インテグラル理論入門 I & II 」はすでに絶版でありAmazonでは一冊1万円以上ものプレミア価格になっていたため、本書の登場は有り難いです。僕は買い揃えてしまった後だったのですが(^^;
本書はインテグラル理論の概説書であり、これ一冊でなんとなくその全体像の輪郭をイメージすることは出来るようになりますが、その本質を理解するためにはウィルバーの原著に当たることが必須かと思います。
その意味ではタイトル通り、「入門」書ですね。
この本だけで満足できない場合には、最近「インテグラル理論 多様で複雑な世界を読み解く新次元の成長モデル」として、ウィルバー自身によるインテグラル理論の入門書「万物の理論」が復刊しています。
この本では触れられていないホロンなどの重要概念も出てくるため(前著「インテグラル理論入門 I & II 」にはあったが、本書では省かれている)、こっちも当たるといいと思います。いずれにせよウィルバー関連の本は絶版→プレミア価格で手に入らない、という状況が長く続いていた為、最近の絶版本の復刊の流れはとても嬉しい笑
これもティール組織の話題性があってその追い風の影響なんでしょうかね(ティール組織はインテグラル理論にその発想のもとがあります)
ちなみに本書はそのあたりのティール組織関連の話題も加筆されています。
引用:Amazonレビュー
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3.寝ながら学べる構造主義
構造主義は現代思想の代表みたいにいわれるけれど、一体どんな思想なんだろう。そう思って解説書を手にとれば、そこには超難解な言い回しや論理の山。ああ、やっぱり現代思想は難しい……。そんな挫折を味わった方はぜひ本書を。フーコー、バルト、レヴィ=ストロース、ラカンといった構造主義の主唱者たちは、要するに何が言いたかったのか、「思想の整体師」の異名をもつ著者が、噛んで含めるように説き明かします。「そうか、そうだったのか」の連続となること必定です。
内田樹
1950年東京生まれ。東京大学文学部卒。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程中退。同大学助手を経て、現在、神戸女学院大学文学部総合文化学科教授。専門はフランス現代思想、映画論、武道論
レヴィ=ストロースの構造主義を学ぼうとして挫折した身としてはありがたい書。
さすがに頭を働かせるために寝ながらは読めませんでしたが、ごろりと横になりながら読める人はまさにタイトルの通り、学習できるのではないでしょうか。
他の方の評価にもあるように、かなりかみ砕いて説明されているところが大変良かったです。
ただ、構造主義では解消できないものとは何かまでもう少し突っ込んで知りたかった、というのは無い物ねだりでしょうか。
引用:Amazonレビュー
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4.世界を変えた10冊の本
『聖書』の基礎を知ることでみえる歴史の流れとは?革命の原動力となった『資本論』の理論とは?『コーラン』『種の起源』『アンネの日記』からケインズ、フリードマンの経済書まで、世界史に大きな影響を与えた10冊を池上彰が厳選、その内容と歴史的意義を解き明かす。現在の国際問題や思想の源泉がわかる、現代人、必読の教養書。
池上彰
1950年、長野県松本市生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、73年にNHK入局。報道記者、キャスターを歴任する。94年から11年間、「週刊こどもニュース」でお父さん役を務め、わかりやすい解説が話題に。2005年、退職。以後、フリージャーナリストとして多方面で活躍中。12年より、東京工業大学リベラルアーツセンター教授
正直この本で挙げられた本は、1つも読んだことがない。
グローバルな視点で見たとき、これらの本を知らないというのは勉強不足だと思った。
宗教の話など、普段関わりのない話に触れられる。
引用:Amazonレビュー
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5.教養の書
万人の自由のために、魂の自由のために―君が大人になるための勇気と装置をもて!学び生きるうえで大切なすべてを伝える入門講義。
戸田山和久
1958年東京都生まれ。1989年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。現在、名古屋大学大学院情報学研究科教授。専攻は科学哲学
学生時代に出会いたかった本です。
なぜ、あの頃もっと勉強しなかったか。
大人になって、時間に追われながら、消化不良の毎日を過ごしながら、
それでも今読めたことには感謝します。とりわけ、1章と14章がよかったです。
私たちは一人ひとりをとってみれば、はっきり言って、生まれながらにアホにできている。
にもかかわらず、まがりなりにも、こうして豊かな社会を築けているのはどうしてなのか?
そうした観点から、戸田山さんは学問が、教養がなぜ大切なのかを、なんとなく大事、ではなく、明確に意味づけなおしてくれているのです。
とても説得力がありました。「世の中をよくするという仕事は、教養への道を歩み続ける人々にしかできない」という戸田山さんの言葉が、上っ面のきれいごとでなく伝わってきます。
あー、大学って場をもっと使い倒していればなあ。
というため息をつきつつ、それでも今でも出会えてよかった。
引用:Amazonレビュー
6.じぶん・この不思議な存在
わたしってだれ?じぶんってなに?じぶん固有のものをじぶんの内に求めることを疑い、他者との関係のなかにじぶんの姿を探る。
鷲田 清一
1949年生まれ。京都大学文学部卒業。同大学院博士課程修了。現在、大阪大学文学部教授。哲学・論理学専攻。著書に『分散する理性』―勁草書房、『モードの迷宮』―ちくま学芸文庫、『見られることの権利・〈顔〉論』―メタローグ、『ちぐはぐな身体』―筑摩書房―などがある。
「わたしらしくありたい」とか「自分て何?」とか考えて、自分の殻に閉じこもって1人でどれだけ考えても、何も答えはでてこない。
「わたし」や「自分」というものは他者との関係性の中にしかない。
だから一貫した揺るがない自分なるものは存在しない。わたしには、この「他者」に重点をおいて書かれた箇所がとても新鮮でした。
「他者の他者」である自分という視点が今までのわたしには無かったような気がします。あと、少し話は外れますが印象的だった箇所を引用します。
「大きくなったらなにになりたいですか?」
子どもの時に、わたしたちはくりかえし他人にきかれ、また教室で作文させられた。
なにかになろうなどと考えなくてすめば、それがたぶんいちばんいいのに。(本文より)本当にそうだなぁって思います。
こうやってわたしたちは子どもの時から少しずつ「わたしらしくあらねばならない」という幻想を植え付けられてきたんだな…。
引用:Amazonレビュー
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7.いま世界の哲学者が考えていること
いつまでも「哲学=人生論」と思っているのは日本人だけ!人工知能、遺伝子工学、格差社会、テロの脅威、フィンテック、宗教対立、環境破壊…「世界最高の知の巨人たち」が現代のとけない課題に答えをだす。
岡本裕一朗
1954年、福岡に生まれる。九州大学大学院文学研究科修了。博士(文学)。九州大学文学部助手を経て、玉川大学文学部教授。西洋の近現代思想を専門とするが、興味関心は幅広く、領域横断的な研究をしている
これは哲学の「まとめサイト」ならぬ「まとめ本」かと思います。読みやすく短時間で読め、後から見返したい概念やオススメ本が多数、紹介されています。
但し、深く個別の問題を考えたり建設的な議論をしてるわけではありません。むしろ避けているように思います。哲学の歴史を現代まで綴った第1章は素晴らしいですが第2章以降は良く言われてる論点を並べた「まとめ」です。それでもリラックスして読めます。
人間のクローンに対して積極的、経済格差も悪いもんじゃない、温暖化は差し迫った問題じゃない等々、人によっては違和感があるかと思いますが、私は「哲学者とは天の邪鬼なものだな」と思いました。
IT、バイオ、資本主義、宗教、グローバリゼーション、環境問題について哲学者の意見を聞きたい人はオススメです。これらの問題で全体を俯瞰する事ができニュースに伴う近視眼的な見解に騙されることはなくなると思います。
引用:Amazonレビュー
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8.そのうちなんとかなるだろう
やりたいことは諦めない。やりたくないことは我慢しない。たどり着く場所は、結局同じだから。直感に従って生きてきた思想家の悔いなき半生記。
内田樹
1950年東京生まれ。武道家(合気道7段)。道場兼能舞台兼私塾「凱風館」館長。神戸女学院大学名誉教授。翻訳家。専門はフランス現代思想史。東京大学文学部卒業。東京都立大学大学院人文科学研究科修士課程修了。著書多数
ビジネス本かなと思っていましたが主に自叙伝でした。
ただその中でも著者の人生観や物事の視点に教わる部分は多々ありました。・批判を受けたせいで魅力が増すということはない
・才能ある人の魅力というのは、ある種の「無防備さ」と不可分
・才能はそこに「ある」というより、そこで「生まれる」
・決断を下さなければいけない状況に立ち至ったというのは、今悩むべき「問題」ではなくこれまでしてきたことの「答え」
・後悔は2種類「何かをしてしまった後悔」「何かをしなかった後悔」取り返しがつかないのは後者また昨今のSNSについても切り込んでいました
・匿名の発信は無意味
・人を罵倒する人間を駆り立てている一番強い感情は嫉妬
・彼らが起こっているのは、彼らの罵っている相手が「俺がいるはずの場所」を占めていると思っているから
・こういう人はだいたい匿名アカウントで「誰でもない人間」著者が一貫して行なってきたことは「心と直感に従う勇気」を持つこと。
つまり、やりたいことをやり、やりたくないことをやらないことです。
ぜひ10-20代の方に読んでいただければ心が少し軽くなると思います。
引用:Amazonレビュー
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9.ゲンロン0 観光客の哲学
否定神学的マルチチュードから郵便的マルチチュードへ――。
ナショナリズムが猛威を振るい、グローバリズムが世界を覆う時代、新しい政治思想の足がかりはどこにあるのか。
ルソー、ローティ、ネグリ、ドストエフスキー、ネットワーク理論を自在に横断し、ヘーゲルのパラダイムを乗り越える。
著者20年の集大成、東思想の新展開を告げる渾身の書き下ろし新著。
東浩紀
1971年東京生まれ。批評家・作家。ゲンロン代表。
東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(学術博士)。
専門は哲学、表象文化論、情報社会論。
著書に、『存在論的、郵便的』(1998年、サントリー学芸賞 思想・歴史部門)、
『動物化するポストモダン』(2001年)、
『クォンタム・ファミリーズ』(2009年、第23回三島由紀夫賞)
『一般意志2.0』(2011年)
『弱いつながり』(2014年、紀伊國屋じんぶん大賞2015)ほか多数。
この本には、現代に通ずる哲学者の思想、それに対する筆者の考えなどが記されています。人間はなんのために生まれて何のために生きているのか、どうすれば本当の「国民」になることが出来るのか、観光客と敵の共通点とは一体何なのか、より考えさせられる一冊です。ただ、内容は難しのですが、かなり読みやすいです。
引用:Amazonレビュー
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10.負債論 貨幣と暴力の5000年
『資本論』から『負債論』へ。現代人の首をしめあげる負債(=ローン)の秘密を、古今東西にわたる人文知の総結集をとおして貨幣と暴力の5000年史という壮大な展望のもとに解き明かす。資本主義と文明総体の危機に警鐘を鳴らしつつ、21世紀の幕開けを示す革命的な書物。刊行とともに重厚な人文書としては異例の旋風を巻き起こした世界的ベストセラーがついに登場。
デヴィッド・グレーバー
1961年ニューヨーク生まれ。文化人類学者・アクティヴィスト。ロンドン・スクール・オブ・エコノミックス大学人類学教授。
訳書:『アナーキスト人類学のための断章』(以文社、2006年)『資本主義後の世界のために』(以文社、2009年)
国は大量に国債を発行する巨大な債務者であり、国民は最大の債権者である。しかし、ほとんどの国民は返済を受けるどころか、永遠に返済されないことすら了承している。国のいいなりに税をむしり取られ、働かされ続けており、金を貸し続けて個人の負債を拡大させられている。
この国の石板台帳は、国の負債は拭き取られ、個人の負債は刻み込まれる。
国民の義務と負債を同化させる教化により構築された、かくも邪悪な負債のモラリティ。
引用:Amazonレビュー
楽天でチェック👉負債論 貨幣と暴力の5000年
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まとめ
2020年4月現代思想の本おすすめ10選をご紹介しました。
お気に入りの本が見つかり、
何か一つでもご自身の学びに繋がればとても嬉しいです。
ここまでお読み頂きありがとうございました。
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