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起業家必須の時短経営術

2019.02.8

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宮岡

宮岡です。起業＝自己実現の認識のもと、自分の理想的な人生をデザインするため毎日起業で成功する方法を勉強中。カール＝マルクスによると「労働者＝労働力以外に富の源泉(資本)を持たないもの」である。いまはネット上に資本を構築することが誰でも簡単にできるが、まだ多くの人間は行動していないので「ネット起業バブル」といえる。この潮流にのりたい、ネット上に資本を構築し自由を手にしたい方はメルマガ登録へ

「システム化」とは？

「システム化」の定義は「結果が保証されている自動化」です。
自動化しても結果が保証できなければ怖いですよね？
逆にいえば「確実にお金が稼げる」方法を無限に繰り返してくれれば自動で稼げるということになります。

たとえば現在のパナソニックの創業者・松下幸之助は生涯で1582社の会社を創設したと言われています。
創業してから50年間くらい経営を続けたとしても年間30社以上は作る必要があります。
この会社の一つ一つがシステム化のためのシステムとなっているわけです。
そしてその一社ずつに勤める人間がいるので、システム化を行うには人間を動かすだけの人間力が必要でした…以前は。

ネットを使えば個人である程度自動化できます。

【IT/ツール＞人に任せる＞自分】の順番で

事業家はとにかく「自分で働く」ということをしてはいけません。
社長の役割は1.管理、2.マーケティングです。
管理は計測すること、マーケティングは拡げることです。
ということは作業はしないで、自分の代わりにツールや従業員が働いているあいだに管理のため・拡げるために勉強する必要があります。

社長が自らやるべき仕事とは？
採用面接や新規事業の設計、既存事業の拡大です。
極論これ以外のことはやる必要もないと思います。

ではなぜ人間よりITのほうが簡単なのか？
・命令したらそのとおりに動く(そのとおりにしか動かない)IT・ツールより、自分で思考できてしまう人間のほうが動かしにくいから
・人間のやることは管理しにくい(数字で計測しづらい)
からです。

システム化の方法は「標準化」

ではどうすればシステム化できるのか？
答えは「標準化」です。

IT・ツールでいえばステップメールやペイパルでの決済があたります。
ステップメールは計測するのが簡単ですよね。
登録後何通どういう内容のメールを送ったのか、何人が登録していて何件成約しそうなのか、確実に管理できます。

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ペイパルというのは決済代行システムです。
HTMLで決済ボタンをリンクと紐づけておけば自動で決済してくれます。

IT・システムで対応できない場合、はじめて人間(従業員)に任せるという話になります。
クレームや問い合わせへの対応などです。

もっとも簡単な人間の「標準化」はマニュアルです。
「こういうクレームにはこう対応しなさい、こういう場面ではこうしなさい」と指示します。
マニュアル化の代表はマクドナルドです。
「いらっしゃいませ。店内はご利用ですか？ご注文は？ありがとうございました(スマイルゼロ円)」というのを「これを再現しろ」といってマニュアルとしてバイトに渡します。
そうするとサービスが均質化するのでマクドナルドのサービスが「標準」的なものとなって現在はチェーン店として成功している…ということです。
※マクドナルドの創設者は美味しいハンバーガーを効率よく作るところまでしか自動化できませんでした。そのあと買収され人のマニュアル化をしたので現在の規模で営業しています。※

標準化のもっとも難しいのは「クレド」と呼ばれるものです。
「クレド＝従業員が心がけるべき企業の信念」です。
つまり「最高のシステム化」とは従業員が適切な行動を考えて実行した結果とプロセスが企業の理念と一致しているという状態です。
まず自分でビジネスの理念を明確に説明する必要があって、しかもかなりの社員教育が必要で、社員にそれを理解し記憶して行動するだけの能力も必要です。

起業した瞬間というのは従業員0人のはずですが、従業員がいてもいきなりクレドは目指さないほうがいいです。
※従業員0人で起業しても自分自身は社長なので管理とマーケは必要。※

システム化を徹底して時短経営を行いましょう。