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宮岡です。
売上を簡単に10倍にする方法と、10分の1にする方法、どちらかしか教えてもらえないとしたら10倍にする方法を知ろうとする人が多いです。
しかし賢い方なら売上を10分の1にする方法こそ知るべきだと考えるでしょう。
では失敗をさけながらうまくやる方法はないのか?というとあります。
たった1つのことに気をつけるだけで、売上に大きな影響を及ぼすのです。
「名は体を表す」の重要性
ちょっと考えてほしいのですが、タイトルだけ見て次の2冊の本のうちどちらを買いたいと思いますか?
・損をしない思考法
・図解 働かないで年収5160万円稼ぐ方法
まちがいなく後者だと思います。
まずなにかを売るとき、アピールすべきはその商品そのものの価値ではなく、それを買ったあとのその人の状態です。
「それは何ができるか」ではなく「それを買うとあなたはどうなるか」をプッシュすべきということですね。
しかし商品にお客さんを理想の状態にもっていくだけの力があるということをアピールするには、ある程度具体的にお客さんに買ったあとの状態を想像させる必要があります。
そしてその状態も、お客さん本人がそうなりたいと思うと同時に、周りの人がそれを見てどう反応するかも重要です。
たとえばある人が資格の勉強をしているとします。
その資格をとるのは自分の将来のためでもありますが、自分が社会で認められたいという欲求にも左右されます。
資格というのはたくさん勉強した人たちが数万人うけてほとんどうからないというものなので持っていると一目置かれるわけですね。
仕事の関係で必要な資格をとる場合は資格を選べないので強制的にとることになりますが、そもそも仕事で必要に迫られて資格をとる場合その資格を持っていること自体が職場での評価につながります。
なので結局ヒトが自分はどうなりたいかということを考えるとき、無意識に周囲の反応を想像するわけです。
先の2冊の本に話を戻します。『損をしない思考法』というタイトルでは内容が想像しにくいですし、損をしないことが得であるという認識をもっている人でなければ、その本に価値があるとは思いません。
いっぽう『働かないで年収5160万円稼ぐ方法』というタイトルなら、なんとなく内容はビジネス系のお金稼ぎの方法が書いてあるんだろうなと想像できます。
しかも働かないで高収入ということになれば、多くの人は自分がそうなりたいし、周りの人からも尊敬されるだろうとかんがえて、本を手にとろうとします。
図解という部分も本のわかりやすさを強調していて購買意欲を刺激しそうです。文字ばかりの本は読まない人のほうが多いですから。
後者のほうが読んだあと自分がどうなるかを明確に想像しやすいですし、その想像した姿は多くの人が理想として求める姿であると言えそうです。
まさに「名が体を表す」ことの重要性を示しているといえます。
名が体を表す:名前はそのモノ、人などの性質や実体を表すものという意味のことわざ
ちなみに2冊の本は両方とも川島和正さんという有名ブロガーが書いた本です。
前者は2012年、後者は2008年の本なので内容は古いです。
発行部数は前者が数千部、後者が数万部といわれています。10倍が10分の1とはこういうことです。
ネームは最重要のコピー
さて、例にあげた2冊の本ですが、古いほうは川島さんが有名になるまえ、新しいほうは有名になったあとに書かれたものです。
なぜあとになって書かれたもののほうがタイトルが悪いのか?
有名になったことでネーミングの重要性を忘れてしまったんだろうと思います。
あまり知られていないうちは、読者が本を買うかどうか、本が棚に並んだとき判断材料はタイトルしかないので一生懸命タイトルを考えてキャッチーで想像しやすい未来をつめこみます。
自分の名が売れてくると著者名で買われると思って本そのもののタイトルをないがしろにしてしまうわけです。
これはあるサイトアフィリエイトをしている方にきいた話ですが、その人は事業をひろげるために記事執筆を外注したそうです。
ただ記事のタイトルだけは外注しなかったといっていました。
彼は結果を出している人なのでタイトルでひきつける重要性を知っていたのでしょう。
これは個人的な意見ですが、セールスの成約率をあげるために「コピーライティング」を必死に勉強する人たちがいます。
それ自体はいいのですが、彼らのほとんどはコピーの内容ばかり勉強して肝心のネーミングに知恵を絞らないように見受けられます。
ネームこそコピーの粋であることにいち早く気づけるといいですね(他人事)
この記事を読んだあなたはもう大丈夫。商品販売では価格設定でもサービスの充実でもサポートでもなく「名付け」こそ重要です。
まとめ
・ネーミングこそ商品で一番重要
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