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要約:現代は大方のニーズが満たされている。だからこそ大量生産・マスマーケティングでなくても、「細分化したニーズ」に対応し、「ウォンツを創出」することで独自商品を売り込める。
宮岡です。
この記事は【起業の仕方】自分のビジネスで販売する独自商品開発のアイデアと超具体的手法の補足的なものになります。
「なぜネットを使うとあなた自身が価値を持つのか」というテーマです。
ニーズ=必要なものがないから必要な状態、ウォンツ=必要(だとおもってる)なものがほしい状態という定義で話します。
日本は金持ちだけど景気が悪い
「ニーズが満たされた」という話をしようと思ったのですが、その前に日本の経済の話をする必要があります。
いまの日本は景気が悪いです。しかし日本自体が貧乏かというと違います。
全体で見れば富はたくさんあるので豊かな国といえばそうです。
問題は「金回りが悪い=景気が悪い」ということです。
格差が進んでいるという言い方もできます。
つまり金持ちは金持ってるけど使わないので、富裕層への富の一極集中がおきます。
景気=金の流れなので金はあっても景気は悪い。
経済学では「資本ストックはたくさんあってフローがない」という言い方をします。
ニーズは満たされた
戦後の日本は焦土だったので、なにもない状態です。
ということは生活に困るほどものが不足しているので、「たくさん作れば売れた」時代です。
ホンダやカワサキは今ではバイクメーカーとして世界で有名ですが、もともとは戦闘機を作っていた会社です。エンジンを作る技術があって成功したので、分野をちょっと変えたら上手くいった例です。
※起業する場合も同様で、「なんでもいいからとにかく一回成功する」が重要。そしたら分野を移しても成功の仕方がなんとなくわかる。※
その後日本はアメリカの助けもあって急速に復興します。
三種の神器や3Cとかいってた時代はニーズを満たしている最中です。
携帯電話とパソコンが流行ったくらいで「ニーズが満たされた」感が出てきます。
生活に必要なものはだいたい揃った状態です。
そうなると売るのにも工夫が必要で、ただ作って宣伝して売れていた時代が終わりました。
細分化されるニーズに大企業は対応しきれない
インターネットの普及で情報の速度が圧倒的に早くなりました。
ネットの世界でもニーズは発生します。おもにSNSや娯楽です。
日本ではミクシィやニコニコ動画が一世を風靡しましたが、それよりデカい世界の流れのなかで急に飽きられていきました。
ここから本題の商品開発の話ですが、ニーズというのは「人々の不足感の最小公倍数」ということです。
ニーズが大きい=最小公倍数が大きいので、多少不満はあってもある程度満足できればそれでよかった。
最小公倍数がどんどん小さくなってきているので、「個人がほしがるサービス」の提供者が必要。
でも大企業が個人に対応する暇はないから、そこへ起業家の我々が入っていって価値を提供する。
しかもネットでは自動化すれば一人で100人分でも働けるので、大きな成果を出すことができる。
だからいまはネット起業バブルです。
ビジネスのシステム化についてはコチラ→起業家必須の時短経営術
新たなウォンツを創出しよう
ニーズ=欠乏感です。ウォンツ=欲望です。
顧客にあなたのコンテンツを欲しがらせれば成約します。
「金を払っても欲しい」という状態を作り出すのが「ウォンツを創出する」ということです。
必要不可欠かどうかは顧客が決めるので、言い方を悪くすると「欲しがらせたら勝ち」です。
嗜好品などはとくに「必要と錯覚させる」ようなセールスと相性がいい。
例えばチョコレートなどは生きていくうえで必要不可欠ではありません。
しかし実際には大人気です。
「ほしいという状態を作っている」「どうしても必要なイベントを作り出した」の2つが理由です。
特にこれからの時期はバレンタインを控えているのでチョコレート業界にはビジネスチャンスです。
普段は「休憩にホッと一息」という時間のお供という役割を演出して売れるように仕掛けています。
チョコレートにはリラックス効果や集中力を高める効果があるという研究結果もあるようですが、その研究結果自体がチョコレートを売るためのものではないでしょうか。
休憩中にチョコレートを食べる理由はないわけですが、マーケティングの効果で「あるといいな」と思わされているわけです。
もっと違う例を出すと「蒸気でホットアイマスク」のほうがわかりやすいでしょうか。
あれって別に蒸しタオルでもいいですよね。目が疲れてるなら寝るべきだし、目薬でもいい。
でも蒸しタオルを用意するのが面倒、目は疲れても休めない状況にある、目薬よりはしっかり休みたい…(休むヒマがあるんじゃねーか汗)などなど、なんでもいいから「ほしい」という理由が付けば売れて人気商品になります。
※最近蒸気でホットアイマスクの効果時間が伸びたそうですが、あれは「つけっぱなしで寝ないでください」という注意書きがあったので付けて寝ることは想定していないみたいです。ということはやはり休憩時間に使うことを想定しているので「別に必要じゃないが欲しがらせている」点でうまくウォンツを創出できていると思います。※
※酒・タバコは依存性があるという前提なので欲しがらせてはいません。強制的に欲しくなるものを売ってるだけです。※
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