斎木 楊
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小学生の時にうじうじしていたこととか、
ふとした拍子に振り返ると、
そういえばあの時はそんなこともあったな程度のことに捉えられる時ってありませんか。
要は、直面している時は自分にとって大きな問題かもしれないけれど、
時間がたって振り返ると、
実は大したことはなかったという問題です。
ということは、
目の前の出来事は捉え方次第でどうにもなるし、
時間が経てばなんてことなくなるし、
今現在から過去をどう解釈しても自由だから、
要は結果論であるというように言えるんじゃないかとも思います。
これは誰でも言われればなんてことない事実ですが、
出来事なんて解釈次第で変えられるのであれば、
物事を全く正反対に捉えて見たらどうなるのでしょうか。
「忙しいと思ったら、暇だと思ってみる」
「今更と思ったら今からと思ってみる」
「金がないと思ったら、金があると思ってみる」
「負けたと思ったら、勝ったと思ってみる」
「やばいと思ったら、大したことないと思ってみる」
一見、事実や現実から目を背けているように思えるかもしれませんが、
それは誰がどのタイミングで見たどんな事実で、
何と比較して、
どう解釈した結果なのか、
とか考えてみると、
自分次第でなんでもありな気がしてきませんか。
「忙しいのは心を亡くしているだけで自己憐憫にエネルギーを注ぐのは時間の無駄」
「今更遅いて思っても今日時点が一番新しいんだから今からやれば一番早い」
「金がないのは一時的な状態であって、未来永劫続く状態ではない」
「横の誰かに負けても、昨日の自分に勝てばいい」
「やばいは口癖であって、死なない限り大したことない」
自分の世界観でどう処理することもできます。
こう考えてみるようになったのは、
昔、会社員時代に、
黒と白のオセロは、いずれかで囲えば色が変わるんだから、
ブラックな状態をホワイトに見立てることもできるんじゃないかと、
考えたことがありました。
当時の自分の未熟なキャパをもってして
極めて婉曲に例えて、
・池の中に10匹しか魚がいないけれど100匹捕まえてくる仕事
・爪楊枝の数を一本一本数える仕事
・ペットボトルの中にプールの水が来ても何とか表面張力で受け止める仕事
をけつに火がつけられて、取り組んでいた中で、
極めて控え目に言って、
「あ、詰んだ」
という状態で、目の前がピーってなった時に、
「この経験は今は黒いけれども、ゆくゆくは明るくなる」
と悟り切ったことがありました。
結果、本当に明るくなりました。
シンプルに考え方を変えただけです。
なので、普段の生活の中で、
自分がつまづいていたり、何かにぶつかっていたり、
いつもと同じ考え方をしていたり、
答えのない問いを堂々めぐりで考えていたりしている時は、
思考の癖みたいなものに気づいてあげて、
思い切って全く正反対の考え方をしてみるとよいと思います。
自分の中で逆張りしてみると、
活路が見出せるかもしれません。
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