斎木 楊
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仕事とプライベートを両立させて人生を充実させるワークライフバランスの概念がうたわれて久しいですよね。
プライベートの時間を確保するためには、仕事を効率化して、生産性を高めることは、まさに今の世の中にあった考え方でもあります。
ただ、個人的には、ワークライフバランスという考え方で少しひっかかるのは、そもそも「仕事は仕事、プライベートはプライベート」と分けて考えてしまうと、トレードオフな関係を意識してしまったり、あたかも仕事とプライベート一方だけではよくなくて両方充実させないとよくないのではないか、というかえって重荷に感じてしまうケースもあるんじゃないかということです。
ちょうど、別に仕事とプライベートを分けなくてもいいんじゃないかという概念に出会ったので、シェアしたいとおもいます。
ワークライフインテグレーション
これは、仕事とプライベートを区別するのではなくて、統合して、人生の一部だと考えることで、結果的に両方の質を高めることを示す概念です。
仕事の生産性をあげて、自分の私生活も豊かにしたいのであれば、ワークライフインテグレーションの考え方がしっくりくるとおもいます。
働く時間や場所に制限を設けずに、いつでもどこでも必要な時に働いた方が、トータルで見るとより仕事に取り組みやすいと思います。
仕事を決められた時間内でできずに家に持ち帰ったり、残業したりするのはできない社員であるという見方もありますが、これはそもそも仕事は、決められた場所と時間内で終わらせないといけないものだという正解モデルが根付いているからだともいえます。
もしくは、そういう正解モデルにかまけて、本当はやった方が仕事もスムーズに進むし、スピーディに対応できることはわかっているけれども、「やりたくない」と思うようにしている場合もあります。
仕事は、仕事である、自分の時間と分けて考える要素がこいと、自分の時間を犠牲にしてまで「やりたくない」と思ってしまいがちですが、やらないとわかっていて「やりたくない」として、結局やらないといけなくなってやるときの嫌なエネルギーをさくような感覚になるくらいであれば、
「別に今やる必要がないから、やらなくていいよな」
「たぶんこれは今やっておいたほうがあとあと考えたらいいな」
ていうような、自分で判断をして選んで行動できた方がトータルで見たらいいとおもいます。
別にずっと仕事をしないといけないというのではなくて、夜と朝の決められた時間に少しメールを見て、対応方針を決めるくらいの行動をとれば、次の仕事もスムーズになるかもしれないし、トラブルも回避できるかもしれないですよね。
仕事は仕事、プライベートはプライベートを分けて考えているときは、何の為に分けているのか考えてみて、そこを分けて考えることを目的化してしまい、ワークライフバランスがどうのこうの、働き方改革がどうのこうの、ブラックだホワイトだとああだこうだいうと、
そうなっていない現実に直面すると(そうなっていない現実の方が多いかもしれない)疲れちゃうので、
あえてそもそも仕事とプライベートを分けずに人生のポートフォリオというように考えてみると、今のライフスタイルの役にたつかもしれません。
もし、「ライフワーク〇〇とか、まだ言っているの?」ていう、そもそも議論に参加しない側になりたいのでれば、起業家や投資家として独立して、時間を自分で調整しながら人生を送るポジションを目指す方法があります。
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