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こんにちは、今橋です。
私の知り合いで
かなりの田をもって
手広く米を作っておられる
Oさんという方がいます。
全部の田を合計すると
3ヘクタールくらいあるそうです。
3ヘクタールというのは
いわゆる3町の田という事になります。
算数が得意だった方には
どれくらいの大きさか
ピンとくるかもしれませんが
一般的にヘクタールとかアール
といわれても分からない人が
多いかと思います。
1アールが10メートル×10メートル
の大きさになります。
1畝(せ)といいます。
普通その10倍が
1ヘクタールと思うかと
思いますが
何故か1アールの100倍が
1ヘクタールとなります。
1反(たん)という
単位もよくきくかと思いますが
1反は300坪
300坪は約1000m2となります。
という事で1反は10アールです。
数字がピンとこない人には??
でしょうけど
一町が1ヘクタール
1ヘクタールは
100m×100mの面積になります。
Oさんの田3町は
300m×100mの面積になります。
ながくなりましたが
これだけの田をもっていても
豪農という言葉はあてはまりません。
いわゆる豪農という人たちは
概ね
100町の田を所有していた
農家だそうです。
だいたい1キロ×1キロの
土地になります。
文字通り一つの町を
持っていたのが豪農と
言えます。
こういった豪農は
明治の初めくらいまでは
存在していたそうで
今とは違った
環境であったように思います。
私にとっては
3町でも豪農と思えるのですが
茶化してOさんに
完全な豪農ですねと言いますと
あからさまに嫌な顔をします。
明治の初めに
本物の豪農に
ひいおじいさんたちが
いじめられていた歴史が
あるのかもしれません。
ちなみに
いま農業が発達してきて
一年に360キロ
約6俵のお米が一反の
田から獲れるそうです。
戦国時代は
その六分の1しか
獲れなかったそうなので
農業の進歩も
素晴らしいといえるかも
しれません。
現在6俵のお米
やく一年間で6人分に
なるそうですが
いくらくらいで
買えるかと言いますと
ピンからキリまで
ありますが1俵が
だいたい1万円~2万円という
とこです。
年間でいうと10万円
くらいかかる計算です。
中には30キロで2万円という
高級なコシヒカリを食べて
いる方もいるかもですが。
この一反でとれる
お米の金額を
一石高と言ったそうです。
戦国時代の大名が
何万石のお殿様といった
あれです。
ちなみに
徳川家康の石高は
なんと255万石
これに10万円をかけますと
なんと2550億円となります。
こんなに稼ぐお殿様
今でいうと孫正義さん
戦国時代だったら大変な
お殿様になっていたかもです。
徳川家康は
それだけ儲かっていたかもですが
現在、3町の田を持つ
Oさんはどうでしょうか?
小売り価格にしても300万円です。
3町といえば
コンバインもトラクターの
維持費もばかになりません。
お米農家の大変さが
うかがわれます。
知り合いのOさん
最近はお米の生産に見切りをつけ
JAからお金を
4000万円借りて
パプリカの生産を
始めたそうです。
なんでも家が二軒建つという
くらい高価なビニールハウスで
色々な色のパプリカを生産
しているそうです。
(田舎の家ですので
世田谷区では建ちません。)
なんでも、高級レストランと
契約を交わしているとかで
年収も1000万円を
ちょっと超えたくらいだと
嬉しそうに話されていました。
そこで、私もそんなに
儲かるのであればと
Oさんにパプリカの
育て方を教えてほしいと
頼んだところ…
なんと息子に教えているので
教えられないと断れました。
息子さんは有名大学をでて
一流証券会社にお勤めであった
のを退職されて地元に
帰ってこられたそうです。
オヤジの年収が300万から
1000万に上がったのに
目を付けたのかオヤジが
息子にアピールしたのか?
都会育ちのお嫁さんも
いまではすっかり農家の
娘のようになっているそうです。
このケースは本当に
羨ましい絵に描いたような
成功例なのですが
現実は年間2000人の
新規の農業参入者のうち
成功される方は全体の6%ぐらいだそうです。
大変厳しい数字だと思います。
ただ、Oさんのように
パプリカ、色が大事だそうです。
特化した野菜の生産など
生き残る手段はあるかと思います。
私も実は一年間だけ
獺祭というお酒を造るための
お米を作ったことがあります。
そのお米の名前を
山田錦といいます。
獺祭は安倍総理が
オバマ大統領に贈った
という事で超有名になった
日本酒です。
勿論そんな有名な
お酒をつくる酒米ですので
買い取り単価もかなり
良い値段でした。
しかしながら
山田錦を上手に
育てている方に聞いても
かなり難しいと
言われていました。
水のあてかたや
肥料の使い方
収穫後の乾燥の仕方まで
これまでのコメ作りとは
少々、手の係り具合が
違うそうです。
一度も米作りをしたことが
ない私が山田錦の
買取説明会に来ていたのを
ちょっと鼻で笑っている
ような所もありました。
結局、一年で断念しましたが
ずるずる農家をやらなくて
正解だったようにも思います。
脱サラして
農業を目指すかたは
一度アルバイトで
田植えなり稲刈りを
手伝ってからでも
遅くないの試してみてください。
まとめ
農業で起業というのは
リスクが少ないように
思えるが
本格的に参入すれば
飲食店を経営する
リスクとかわりがない
まずはアルバイトで
ノウハウを学んで
からでも遅くないかも
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