斎木 楊
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トランプの遊びで、大富豪ってありますよね。
土地によってオリジナルルールがあるみたいですが、
ジョーカーや2が最も強くて、負けると身分ごとでカードを受け渡しするゲームです。
性格によるところが大きいですが、
無難なポジションって富豪と平民だと思いませんか。
大富豪は、負けた瞬間都落ちするリスクがあるし、
貧民だと一番強いカードを献上しないといけないので、あまり面白くないですよね。
今でこそ表面的に身分制度は廃止されていますが、
日本の歴史を遡ると、
農民が一生懸命働いて年貢を納める構図は現代社会にも、税金という形で名残がありますよね。
戦国時代に登場する属性を分類すると、
大名、武将、軍師、足軽、農民、商人になると思いますが、
自国の領土を奪い合って、戦を繰り広げるのは、
形を変えて、自社のシェアの拡大のために、
競争を行う現代社会に尾を引いているし、
組織内の序列も当時の属性と共通している部分が多いと思います。
戦で真っ先に駆り出され、命の危険に晒されるポジションは、
いつも決まっているし、たとえリーダー格であったとしても、
常に首を狙われるし、いつ毒を盛られたり、背後から切られたりするか分からない、
そんな世の中であることは歴史がいつも証明してきたと言えます。
戦国時代で色々な属性がいる中で、
商人ってあまりスポットが当てられていないような気がします。
歴史上でいつも注目を浴びるのは、大抵大名や武将とか、
あとは下克上で成り上がった人達とかですよね。
士農工商の時代は、武士が一番偉くて、
年貢がないと生活が支えられないのと、
一揆を起こされると厄介だから、武士の次に偉いのは、農民になってます。
でも本当は、裏で当時の経済をまわしていたのは、
商人なんじゃないかと思います。
当時も色々な規制や、ルールが設けられていたかと思いますが、
そういった制約の中でもなんか知恵を絞って立ち回っていたのが、
彼らのポジションだと思います。
銃は、戦で使うもの、相手を撃つためのもの、である中で、
売ると考える。
米は納めるものではなく売るもの、
菜種とか野菜とかも栽培するものではなく、売るもの、
規制を上手くかいくぐりながら、
財力をつけていたんだと思います。
戦国時代であれ現代社会であれ、
常に競争が行われ、身の危険がある中で、
あえていわゆる競争に身を置かず、
ニッチなところで、自分の市場を作り上げ、そこで上手く生きていく。
立身出世にリソースを注ぎ、ヒーヒー言っている間に、
着々と自分と向き合い、独自のポジションを築いていく。
決して派手ではありませんが、時代を逆手にとって、
上手く生きていく生き方もかっこいいと思いませんか。
日本人の名字は、たいてい自然の漢字で成り立つように、
祖先は概ね農民である可能性が高いので、
そのDNAが長きにわたって、受け継がれていると言ってもおかしくないかもしれません。
でも、今の世の中は、ありがたいことに、自分で生き方を選べるチャンスがあって、
その選択肢はとても多様な世の中になっているので、
必ずしも歴史に準じる必要はないと思います。
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