斎木 楊
最新記事 by 斎木 楊 (全て見る)
- 辞める側と辞められる側の思うところ - 2019年6月1日
- つらい仕事との向き合い方ー『仕事と心の流儀』を読んでー - 2019年5月26日
- 1石○鳥をもたらす効果的なオンライン英会話学習 - 2019年5月25日
- 成功を彷彿させる憧れの高級万年筆おすすめ5選 - 2019年5月6日
- 「すべきでないこと」に焦点を当てる方法もある - 2019年5月6日
夏休みの宿題は、最終日に徹夜でやる。
期末試験の勉強は、前日に徹夜でやる。
納期の前日に何とか仕上げる。
間際タイプってありますよね?
何事も期日や期限があって、
それは決まっているもので、守らないといけないなんてことは、
遡れば、幼稚園児くらいから、耳にタコができるくらい言い聞かされてきたかと思いますが、
大人になっても守ることができなかったり、平然とすっぽかしてしまったりすることがあると思います。
何でもっと計画的に取り組まないんだとか、
段取りをしっかり立ててとかもよく言われますが、
そもそも間際になってしまう根本的な原因は、
シンプルに、
「まあ何とかなるだろう」
というマインドだと思います。
けれども、
ある境界線を突破した時、つまり、
「まあ何とかなるだろう」<「まあ何とかならないんじゃないか」
が成立した時、
重い腰を上げて、何とかやらざるを得なくなりませんか?
何事も期日が決まっている中では、
このバランスで取り組み方が決まるともいえます。
このバランスを論じる時に、
「まあ何とかなるっしょ」
という心境もありますよね。
「まあ、何とかなるっしょ」
ていう発言は、
余裕が感じられ、物事に動じない器の大きさを彷彿させますが、
この発言の背景をかみくだくと、
一つは、まあ何とかなるだろうの状態、
もう一つは、まあ何とかならないんじゃないかを超越して、
「もう何ともならない」
から開き直った状態が考えられます。
ここで問題なのは、もう何ともならないから開き直る時って、
今度は新しい次元で何とかなると思っているから、
(それに比べてたら)何ともないと開き直っているとも考えられませんか?
例えば、よく仕事でやらかした時に、
死ぬわけではないんだから、っていう極論を持ち出すことで、
何とか前を向くあの感覚です。
ということは、
「何に対して何とかなるのか、ならないのか」
何とかなるならないのラインをコントロールしていくことが大事だと言えます。
ただ、何かをする時に、
自分を突き動かし、駆り立てる時の原動力となる感覚は、
このままだと何とかならないんじゃないかという感覚であることは明らかなので、
常に、このままだとまずい、後が無い、何とかしないといけない、
という感覚を持ち続けることがゴールに達する原動力になると思います。
逆に言えば、何とかなるだろうと思っていることは、その程度の問題であるとも考えられます。
期日や期限の文脈は、
他人とか社会とか自分以外の何かとの約束である場合に使われますが、
自分との期日や期限を設けて取り組むことも大事です。
その時に、「まあ何とかなるっしょ」と思うことで、
余裕をこいたり、自分を励ましたり、前向きにしたり、心の持ちようは自由ですが、
自分が定めたものに対して、「まあ何とかならないんじゃないか」という逼迫感を持っていた方が、
行動の原動力になるとも言えます。
自分を突き動かすWebセミナーを無料でプレゼント中です。(こちらをクリック)
斎木 楊
最新記事 by 斎木 楊 (全て見る)
- 辞める側と辞められる側の思うところ - 2019年6月1日
- つらい仕事との向き合い方ー『仕事と心の流儀』を読んでー - 2019年5月26日
- 1石○鳥をもたらす効果的なオンライン英会話学習 - 2019年5月25日
- 成功を彷彿させる憧れの高級万年筆おすすめ5選 - 2019年5月6日
- 「すべきでないこと」に焦点を当てる方法もある - 2019年5月6日
この記事へのコメントはありません。