斎木 楊
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格闘技の試合を見たことがある人は分かるかもしれませんが、
数分間に途轍もない緊迫感を感じませんか。
戦っている本人が一番壮絶な時間を過ごしているのだろうと想像しますが、
こちらは見ているだけなのに、
手に汗握るこの超高密度な時間は何なのか、
心当たりのある人もいるんじゃないかと思います。
日常生活の中でも、
同じ時間なのに濃さが全く違う感覚に身に覚えがあると思います。
例えば、テストとか、期日の迫った提出物とか、
納期までに何とか終えないといけない仕事とか、
要するに、時間が限られていることを無理矢理にでも意識させられた時は、
バイタリティが通常の何倍ものエネルギーで、
発揮される経験をしたことがあると思います。
もっと高い視座で言えば、
人生の時間は限られているので…
っていう話になってしまいますが、
そこまで話を大きくしなくても、
日々の生活の中で時間が有限であることくらい
わかっているよっていう方はたくさんいると思います。
会社員であれば、
平日は労働時間に拘束されて、
自分の時間が制約されている感覚を覚えるので、
休日くらいはゆっくり休んで、次の週に備えようとしたり、
あるいは、せっかくの休日で時間があるから、
どこかに出かけたり、
リフレッシュしようとか考えるのがありふれた発想だと思います。
でも、これは、平日は時間がないという前提のもと、
休日は時間があるように思える錯覚かもしれません。
というのも、会社員時代に、
心の中で時間がないないと忙しさをアピールしている自分は、
逆に「暇」なんじゃないかという仮説を立てたことで、
ある発想を導き出せたからです。
どういうことかというと、
平日は時間がないとする前提を一度疑って、
「実は時間はあるけれども、その使い方と密度が違うだけである」
という考え方に切り替えてみた結果、
「時間のポートフォリオを最大化するためにはどうすれば良いのか」
という発想を導き出すことができました。
すると、
「平日こそ時間があって、休日こそ時間がないのでないか」
という逆説を導くことになり、
「休日は、時間が十分にあると感じてしまうので、
まだ時間があるから大丈夫だと思い込んでしまい、
本当は人生にとって大事なことでやるべきことはたくさんあるのに、
後回しにしてしまっていたり、
そもそも見落としてしまっていたりする可能性が高い」
という解を得ました。
もっとシンプルに言えば、ずっと昔に知っていたかもしれない、
「子供の頃、部活動をやっていると時間的な制約があるので、
どうやったら効率よく勉強できるか工夫する」
という経験を派生させたイメージです。
この発想によって、
「ゆっくりしている暇はあるのか、遊んでいる暇はあるのか、
もっと重要なことが他にあるのではないか」
というある種危機感のアンテナが立ちます。
この危機感と、
「バイタリティは、時間的な制約を感じるほど、最大化される」
ことを合わせると、
副業や起業を考える会社員こそ、
潜在的に大きなパフォーマンスを発揮しうると言えます。
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