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こんにちは。大田こなつです。
「嫌われる勇気──自己啓発の源流「アドラーの教え」を知っていますか?200万部を超えるベストセラーで、読んだことはなくてもタイトルや表紙には見覚えがあるかもしれません。
知人にすすめられて読んだのですが、「トラウマは存在しない」「人の期待を満たすために生きてはいけない」「人生は他者との競争ではない」「叱ってはいけない、ほめてもいけない」といった内容ははとても刺激的で、正直私は混乱しました。
この本を最初に読んだ頃の私は、夫婦関係は冷え込み、子供のトラブル、職場の経営改革で、信頼する上司の突然の退職、日本語の通じない上司の就任が重なり、とにかく「私に触ったら怪我するよ!」と言うくらい常にイライラ状態。
当然、常に色々なことがうまくいかなくて、がんじがらめでもがいて苦しんで色で例えるなら真っ黒な世界。そんな私がこの本を読んでも訳がわからず、自分を否定された気分。
だって、私のイライラの原因は、夫、育児、会社、職場での人間関係であって、私は一生懸命頑張っているのだから悪くない。と「原因論」で考えているので当然です。
普段は飛ばし読みをするのですが、この本はちっとも前に進みませんでした。それでも、もうちょっと読みたい。でもわかるようでわからない。納得できそうで納得できない。納得するのもちょと悔しかったのです。
結局、自分自身で結論も出ず、わかるようでわからない状態で本を読み終えてしばらく過ごした私。イライラしてどうしようもない時も、「なんで私は怒りたいんだ?」と考えることもありましたが、結局イライラに負ける日々でした。
嫌なんだったらやめてしまえ!
嫌なんだったらやめちゃえば?そうは言っても、簡単にやめられないこも多いものです。
それでもそんなに嫌ならやめてしまえ!と自分のお尻を叩いてやめる勇気を持って行動することがイライラとさよならする方法の一つであるのは間違いないと思います。
なぜなら私の場合、コミュニケーションの取れない旦那の生活と、ワンオペ育児、職場でも理不尽なことばかりで大変で毎日イライラ。なんとか状況を打開したいと思っても、日々のタスクに追われて1日が終わる。
一生このままの状況が続くとは思わないけれど、同じような悩みでぐるぐるするのはもう嫌だ。一体どうしたら良いんだろう?
まず、育児をやめるつもりは微塵もないし、現在離婚協議中。となると、やめられるのは仕事。次の仕事なんて絶対になんとかなる。そう思ってまずは仕事を辞めることにしました。
早速上司に退職の意思を伝えましたが、後任を探し始めることもなく、引き継ぎについて話始めることもなく2週間ほどすぎたある日、上司の勝手な行動でブチ切れてしまった私…。
その日を境にあれだけ自分の考えを押し付けてくる上司がものすごく私に気を使うようになり、時給もアップ…。正直意味のわからない対応ですが、退職までは好時給で働くことになりました。
だったら最初からその時給にしてくれればよかったのに…と思う気持ちもありましたが、淡々と引継ぎ業務をこなして退職しました。
後になって響いたアドラー心理学
イライラの原因を一つ手放してから気付き、思い出したのが「嫌われる勇気」でした。読んでいる時は意味がわからなかったのですが、仕事をやめてみてイライラが一つ減った時「イライラしていたのは自分がイライラすることを選んでいたのでは?」と腑に落ちたのです。
働きながら子育てするのは大変。しかも、旦那とコミュニケーションが取れないし、親戚も近くにいないからほぼワンオペ育児。自分より大変な思いをしている人はたくさんいるし、私だけが大変なわけじゃない。
私は当然のように他人と比べ、どちらが大変か他人と競合し、頑張っている自分を演出、演じていただけではないのか?と感じることが増えました。
怒っているのだって、最初から私が怒りたいと決めていて、私が勝手に怒っているだけ。イライラしたくないと思いながらイライラしているのは自分が決めてやっていること。
もっというと、今の自分が理想的な生活ができていないのなら、家族や職場のせいではなくて、自分が選んでやっているということ。悔しいけれど一度は認めて、行動を改めるべきなのだと確信しています。
自分が行動できないのを家庭や職場のせいにし続ける前に、一度立ち止まって読んでみることをオススメします。
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