斎木 楊
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起業しようと思いたった時に、まずは情報収集から始める方もいると思います。
ネットで調べたり、本を読んだり、イベントに参加したりするのではないでしょうか。
今回は、情報収集の中でも、あらゆる起業セミナーに参加しようとする際に、
意識しておきたい大事な点をお伝えさせて頂きたいと思います。
起業セミナーに通い続けて気が付いた3つの事実
1.自分は動いているんだという錯覚
「動くことが大事」とよく言われます。
まずは動けば、運も引き寄せることができると思います。
ただやみくもにイベントに参加し、いろんな情報を得て、
登壇者の話に毎回感動したり、共感したり、刺激を受けることは確かに大事ではありますが、
これを繰り返していると、それ自体が目的となってしまう可能性があります。
集中的にセミナーに参加するようになると、実際、意識が本当に変わってきます。
もっとやればもっと新しい経験や気づきができるんじゃないかと、病みつきにすらなります。
さらには、まわりがお酒を飲んだり、遊んだり、家でゆっくりしている間に、
自分はある種特別な時間の使い方をしているんだという感覚を持つようになって、
充実した気分も味わうようにもなります。
でも、参加し続けるうちにあることに気付きます。
それは、自分の行動力、熱量が、必ずしも求める結果に直結するとは限らないという現実です。
2. 見切りをつけるタイミングがやってくる
膨大な時間をかけて、教科書の古文をそのままノートに丸写ししても、
受験問題にでなければ、徒労に終わってしまうのと同じように、
いつまでも時間をかけられるほど、悠長にいられないのが現実なのではないでしょうか。
かけた時間や得た経験は、確かに糧にはなるのですが、
試験日があるように、人生の時間は限られています。
いつか何とかなることはなくて、いつまでにこうならないといけないと、
けつを切らないといけないタイミングが必ずやってきます。
あらゆるタイムマネジメントを駆使して、セミナーに何回も参加し、濃密な時間に酔いしれる恍惚感と、
家に引きこもって歯を食いしばり、何とか1円を自力で稼がないとならない切羽詰った感とでは、
どちらが本当の意味での行動と言えるでしょうか。
3. 答えは自分の心の中にある
答えを外に求めようとして、あっちに行ったりこっちに行ったり、動き回ろうとしますが、
ある時、答えは必ずしも外ではなく、本当は自分の心の中にあって、その答え合わせをするために、実は動き回っている可能性があります。
または、そもそも自分の中の答えが分からないから、とりあえず行動をする、行動をすれば答えが見つかるだろう、ということもあると思います。
特に自分が一般常識から逸脱した行動をとってしまっているなと自覚すればするほど、
自分の行為を正当化するために、逆に外部に答えを求めようとします。
自分がやっていることは間違っていませんよっていう同意と承認を得ようとします。
お金が枯渇しかけて苦しい時は、先ずは一旦会社に属すことで、資金を確保しつつ、起業準備をした方がいいのではないかと、うすら分かりつつも、
一回大海原に舵を切ってしまったからには、船が転覆仕掛けていたとしても引き返すことはできないという思いが先行したときは、
「必ず成功するから船を漕ぎ続けた方が良い」
という答えと裏付けを欲します。
しかし、そもそも船が沈んでしまったら、目的地にたどり着けないのではないか、という思いもあります。
この葛藤はとてもつらいですが、
あとがなくなるくらい内なる自分と向き合うようにすることが大切です。
すると、自然とやるべきことが沸き上がり、一歩を踏み出せるようになります。
まとめ:方向性を定めたら、あとは一歩ずつ進むだけ
どんなに刺激的な話や、感動する話を聞いても、今日明日でいきなり変化が現れるわけではありません。
まずは、今できることを一歩ずつやるしかない、という結論に行き着きます。
方向性を間違えたら、たどり着けませんし、どんな方向性を選ぶかは、
まずは動いて情報収集をして、肚落ち感のある答えは見つけ出す必要があります。
この意味では、動き続けることはとても重要になります。
その中で、引っ張っていってくれる人を見つけられれば、幸運ですし、
方向性に対して、線が引けたと思ったら、あとは自分の足で進んでいくことが大切です。
※以下のメルマガでは、行動も自問もしているけれども、なかなか前に進めず、
壁を感じて困っている方にも役立つ情報が配信されています。
気になる方は、気軽に読んでみるとヒントが得られるかもしれません。
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