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こんにちは、今橋です。
私は映画を観るのが好きです。
最近の映画は原作があって
その原作通りという映画がよくあります。
最近、みた映画で
マスカレードホテルというのが
ありました。たまたま
東野圭吾が好きで、原作を
読んでいました。
これまでも何作かあったのですが
まったく原作通りで
次はみるのをよそうと
思うのですが、いつも結末が
わかってしまっていて
なーんだとなります。
小説も好きなのですが
私は本のほとんどが
仕事のテクニックとか
起業するにはとか
ビジネス本ばかりです。
小説はいわゆる
本屋大賞とか
で選ばれたものとか
大衆小説が好きで読んでいます。
起業して成功している方は
私と逆の人が多いです。
啓発本やビジネス本は
いまだかつて一度も読んだことがなく
小説は、純文学か
芥川賞作品を読むという方が
何かとうまくいっているように
思います。
私も時々、純文学を読んでみようと
思うのですが、谷崎潤一郎とかなら
すこしは男女の間がらのある
小説で読めますが、だいたい
最後まで読むことができません。
そんなとき私の息子などは
純文学が好きなほうなので
谷崎の文章は新しく美しい
という事を言います。
私などとは見方が全く違う
事に驚かされます。
それもそのはず
私の息子は
学校で日本文学と
文芸創作を勉強している
からか、つねに
文学にまじめに取り組んで
います。
私の息子はお世辞にも
勉強ができるほうではありません。
学校の成績もそれほど
良いほうではなかったのですが
今の学校に文学が好きと
いう事で息子なりに
頑張って入ってくれました。
好きなことを勉強している
息子を見ているのは
親としても幸せです。
ときどき
息子の書いた作品を読んでみると
親ばかですが
こいつは芥川賞をとるに
違いないと思ってしまいます。
現実は芥川賞を
イチローとすれば
草野球のレギュラーくらい
であろうかとは思いますけど・・・
それにしても
好きなことをして
過ごす息子の存在は
私の生きる力となって
くれています。
多少ですけど
息子には感謝しています。
ちなみに息子の将来の夢は
ニートになる事だそうです。
孤高のニートが理想だそうです。
それを親戚のおじさんや
おばさんに、いつも
そんなことでどうすると
言われてます。
私とすれば
新幹線で刃物を振り回し
東大卒のエリートを
殺してしまった
青年が彼の叔父から
色々、説教をされて
やになったということを
聞いています。
できたら、そっと
見守ってほしいというのが
今の私の希望です。
本音はニートよりは
図書館司書くらいには
なってほしいですけど。
さて
田中慎弥です
押しも押されぬ
芥川賞作家の田中慎弥は
当たり前ですけど
芥川賞を受賞しています。
これだけだと印象ない方も
多いでしょうけど
受賞のとき石原都知事が
「候補作品がバカみたいな
作品ばかり」と言ったの対して
「知事閣下と都民のために
もらっといてやる」
と言った人と言えば
思い出した方もいるかもです。
田中慎弥は4歳の時に父を亡くし
母子家庭で育ちました。
それ以来33歳の作品デビューまで
アルバイトを含めて一分も
働いたことがないそうです。
その後は数々の賞をとり
40歳のときに念願の
芥川賞を受賞するわけです。
私から見ても
かっこいい人と思えるのですが
息子にとっては
英雄です。
てっきり33歳くらいまでは
親のすねをかじって生きても
問題ないと思っています。
私の息子はおそらく大きな
勘違いをしていると
思うのです。
なぜなら、田中慎弥が
いかにすごいかを
改めて紹介します。
33歳の時に
新潮新人賞をとり
その後、川端康成賞
三島由紀夫賞をとったあと
共喰いという作品で
芥川賞をとっています。
芥川賞
というのはどちらかと言いますと
文学的にむつかしく
直木賞
というのが一般的な作品で
大衆文学に近いと思います。
ピースの又吉のとったのも
芥川賞になります。
ちょっと田中慎弥とかぶるところ
があるように思います。
さて、田中慎弥はどうして
このように遅咲きではありますけれど
日本の頂点ともいえる
芥川賞にたどり着いたのでしょうか?
もちろん類まれな才能と
努力の結果であることは
間違いありません。
それとは別に
めちゃくちゃ時間があったの
ではないかと思います。
何と言っても
一分も働かずに
高校を卒業して33歳まで
過ごせる人が
世の中にいるでしょうか?
これも一つの才能と思います。
この才能は息子に備わってほしくは
ないですが、ニートになりたいは
サッカー選手になりたいと
なんら変わりはないという
息子の言い分を聞くとちょっと
期待してしまいます。
これから起業する方や
脱サラする人には縁起でもない
話ですけど、事業を失敗すると
思いのほか長い時間をてにする
事があります。
仕事はないけど、暇はあるという
状態です。
別に失敗しなくても
起業して、一生懸命に
取り組めば、時間は限りなく
有るわけですので、余計な
心配かもしれません。
ただ、一時的に親の世話になる
とか、人に助けてもらうというのは
死ぬより辛いことではありません。
孤高の芥川賞作家
田中慎弥のことばに
「逃げる」は負けではない
自分を取り戻すための究極の手立てだ。
というのがあります。
息子が敬愛する作家だけあります。
まとめ
起業家にはいろいろ
つらいこと失敗がつきもの
そんなとき
逃げることもひつようである
自分を取り戻すまで
いましばらく
まってから逆襲することも
ひとつの手段かもしれない
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