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こんにちは、今橋です。
いまから28年前、京都大学山岳部の
11名が、チベットの山奥で
突然の風吹にあい遭難しました。
正確には中国雲南省の
梅里雪山6740mだそうです。
富士山が3776mである事は
有名ですが約倍の標高の山です。
私はあまり高い山にのぼったことが
ないのですが、超初心者コースの
幼稚園児でも登れる標高700mくらいの
山に登ることがあります。
昨日、その超初心者コースの
山に登ってみました。
1時間40分かけて、やっと
頂上までたどりつきました。
いかに初心者か登山が好きな人
にはわかるかと思います。
私などの初心者は冬のチベットなど
とてもじゃないですけれど
近寄れないと思います。
ちなみにたった700m
そこらでも、足はパンパン
息は絶え絶え、本当に大変です。
頂上にあがれば立派に
ポテトチップスがパンパンに
膨れ上がっています。
気圧の違いを感じました。
こんな季節のよいときですら
こんなに大変なのに
冬山となると命がけとなるかと
思います。
28年前のことですけれど
遭難された若者が京都大学の
学生ということで当時は
話題になりました。
私はそのときに思ったのですが
京都大学まで行って
中国の山奥で遭難するなんて
なんと親不孝な息子たちだ。
私だけではなく多くの子どもをもつ
親がそう思ったのではないかと
思います。
しかし、チベットを目指す
若者は親不孝な子どもばかり
なのでしょうか?
実際は、このような
チベットやエベレストを
目指す若者は
京都大学をはじめとする
優秀な学生が多いように
思います。
一生懸命勉強をして
常に、自己実現のために
研鑽しているような人は
登山が好きな人が多いように
思います。
そんな子どもが山岳部に入った
なんて聞かされると
親御さんは生きた心地が
しなかったのではないかと思います。
親御さんたちが登る訳でも
ないのに頼むから生きて帰って
来てくれと言う気持ちは
自分の命を削られるほどの
不安だったと思います。
ところで、エベレストに
登らなくても、日本国内にも
人気の山はたくさんあります。
特に北アルプスといわれる
富山、長野、岐阜、新潟に
またがる、山脈は
登山家の心をがっちりとらえて
毎年多くの、上級者が挑戦している
人気の登山コースです。
あなたも、一度は聞いたことがある
であろう、槍ケ岳や剱岳など
いわゆる、登山の中でも
上級コースの山が北アルプスには
多いです。
先日、剱岳で19歳の女性が
行方不明になりましたが
残念ながら登山ルートの
岩場で亡くなっていたそうです。
一度に11人も亡くなると
大きなニュースとしてとりあげられますが
険しい、北アルプスで
遭難したり行方不明、滑落事故
などが有った場合、あまりに
日常的で、そんなに大きな
ニュースとしてとりあげらません。
今回の19歳の女性の
滑落事故も、知らなかったかた
多いのではないかと思います。
今回の剱岳の事故は
京大生の梅里雪山の遭難とは
少し違うのかもしれませんが
危険をかえりみず挑戦する姿勢は
似ていたのかもしれません。
おそらく冬のエベレストに
挑戦する人は
そんなにいないかもしれませんが
夏の剱岳ならいけると
思っている方は多いように思います。
しかしながら
実際に、剱岳に登ってみたら
こんな危険な山は無いと言うほど
難所だらけです。
有名なカニのヨコ歩きや
鎖を使って登る岩場などは
およそ素人が登れるような
ものではないかと思います。
そんな危険な剱岳に
19歳の女性が挑戦したことは
立派な事ではあるかと
思いますが、一緒にいった
先輩登山家の責任は
重いように思います。
登山だから許されることの
ようですけど、ビルの
75階に命綱も付けずに
足元も悪い場所で作業させた
元請けなら、おそらく
労働基準監督署に2週間は作業を
止められ、行政機関は
元請けさんに指名停止の処分を
下すのではないかと思います。
本来、建設現場であれば
経験の浅い19歳の女性を
そんな場所にあがらせることは
皆無かと思います。
それでも人は山に登ります。
それはいったい何故なのでしょうか?
おそらく、京大生も19の女性も
本来、将来を嘱望された優秀な人材だった
と思います。
そうでなければこのような挑戦は
ばかばかしくてしないからです。
ところで、ビルの工事でも平気で
細い鋼材の上をあるく
とび職人さん、休日に
登山をしている方がいるのでしょうか?
なかにはいるかもしれませんが
険しい山になればなるほど
職人さんはいなくなると思います。
もっとも登山に向いている
とび職人は登山をしないという
傾向があると思います。
登山が好きな職業で思い出すのは
やはり医者、弁護士、起業家などでは
ないかと思います。
人は何故山に登るのか?
それはそこに山があるからではなく
その人が強烈なストレスを
かかえているからではないかと思います。
とび職人は高いところに
きてもストレスではありません。
むしろ日常です。
起業家はストレスがあるので
険しい山に挑戦し登り切った時
そのストレスから解放されるのでは
無いかと思います。
一瞬のストレス解放を目指して
何時間も登り続ける
起業家は成功する傾向が
あるのではないかと思います。
まとめ
人は山がそこにあるから
登るのではなく
登る事によって得るものが
大きいから登る
素晴らしい趣味ではあるが
初心者がいきなり
剱岳は避けてほしい
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