起業するならYouTuberを目指すべきではない3つの理由

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起業するならYouTuberを目指すべきではない3つの理由

2019.07.1

起業するならYouTuberを目指すべきではない3つの理由

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中島勇斗

YouTubeアドセンスからスタートし20万円程稼ぐが、会社員と変わらない完全労働型のYouTubeにうんざりし、もっと自由を求めてメルマガビジネスに参入。現在は自分の望んだ人生を一人でも多くの人に歩んで欲しいと思い、メルマガなどで個人が稼ぐための手法などを伝えています。興味のある方はこちらをクリック

目指すべきではない理由

1.動画作成は労働と変わらない

まず第一に、動画作成は肉体労働です。

撮影→編集→投稿
の３ステップを永遠に繰り返します。

もちろん面白かったり、ためになることでなければ視聴者は見ません。
そうなると何時間も編集した動画に対して再生数自体は増えず、結局、時間に対して支払われる賃金は、
会社に雇われてい居た頃のほうが良い。
という結果になりかねません。

そのうえ、今では規制も強化されて、アドセンスで広告収入を得るための審査も厳しくなり、
動画そのものも規制されはじめました。

すでにYouTubeはある程度成長しきったメディアなので、
これからは規制が厳しく、テレビと同じような尖ったところのないメディアになっていきます。
そこで他の人にはない個性や光った部分を持つチャンネルを今から作ることはとても難しいのです。

2.好きなことで稼げるかは五分五分

好きなことで生きていく

これはYouTuber全盛だった頃のキャッチコピーでした。

このキャッチコピーの通り好きなことをして稼いでいる人もいますが、
果たしてあなたの好きなことはどれだけの人が好きで、どれだけの人がライバルがいるでしょう？

すでにある程度のジャンルは食い尽くされ、ほぼ全てのジャンルの動画が後発としてのスタートです。

YouTubeは見てくれる人の数が収益に直結するので、
ニッチなジャンルでは濃い視聴者を手に入れることはできても、
収益自体には繋がりません。

好きなことで生きていくは、YouTubeではほぼ賭けと同じです。

YouTuberの収益はグーグル様の気分次第

最期は最も深刻な問題です。

昔、アメブロはアフィリエイトなどがOKな時代があったのですが、
ある日唐突にアフィリエイト等の行為が禁止され、
ブログで稼いでいた人が育ててきたブログが一瞬で全部削除される。
という事件がありました。

YouTubeもこれと同じで、YouTuberはYouTubeという場所を借りているに過ぎません。
サービスを提供するグーグルの気分次第でいつでも収益を剥奪されるということが頻繁に起こります。

わかりやすく例えると、
グーグルはYouTubeという賃貸マンションを経営し、
YouTuberはその一室をタダで借りていて、
グーグルは部屋を貸し出す条件を頻繁に変更して、その変更した条件に
今住んでいる人が違反していたら、
問答無用で部屋から追い出します。
というわけです。

私も一度チャンネルが削除されて、その期間は一切収益が無いということもありました。
今では事務所などに入って、活動するYouTuberもいますが、
結局のところグーグルの規約変更などに口出しできるほどの権力がないのであれば、
事務所に入っていようと、ある日突然、
「収益源が断たれる」
ということもかなりの高確率で起こります。

個人で活動しているならなおのこと。

ビジネスをする場所を借りるということじたいが
最初からリスクです。